セルフケア
【座りっぱなし腰痛】デスクワークで腰が重い時に、座骨を立てて腰をラクにする座り方

PC作業やデスクワークで数時間座りっぱなしでいると、「腰が重だるくて固まる」「立ち上がる瞬間に腰に痛みが走る」ということはありませんか?
長時間座り続けていると、無意識のうちにお尻が前に滑り、背もたれに寄りかかるような「ずっこけ座り」になりがちです。
この姿勢は、お尻の骨である「座骨(ざこつ)」が後ろに倒れ(骨盤が後傾し)、腰の骨や筋肉に常に数倍の負担をかけ続けている状態です。
今回は、座りっぱなしによる腰痛を防ぐためのメカニズムと、仕事中でも一瞬でできる「正しい座り方」をご紹介します。
なぜ座りっぱなしで「腰痛」が起きるのか?
「立っているより座っている方が楽」と思われがちですが、実は椎骨と椎骨の間にある「椎間板(ついかんばん)」にかかる負担は、立っている時よりも座っている時の方が約1.4倍〜1.8倍大きいと言われています。
骨盤の後傾(座骨が寝る): お尻の後ろ側に体重がかかることで腰の骨(腰椎)の自然なカーブが失われ、背骨のクッション機能が低下します。
腸腰筋(お腹の奥の筋肉)の縮こまり: 股関節を折り曲げた状態が続くことで、腰と骨盤をつなぐ深い筋肉が固まり、立ち上がる時に腰をグッと引っ張って痛みを発生させます。
お尻・太もも裏の血流の滞り: 自重で臀部の血管が圧迫され、老廃物が溜まることで筋肉が固着します。
腰の負担を減らす「座骨を立てる」座り直し方
腰痛を防ぐ秘訣は、背筋を力で伸ばすことではなく「座骨の上に骨盤を正しく乗せる」ことです。
1. お尻の肉を後ろへ引き上げる 座った状態から一度浅めに腰掛け、片方ずつお尻の手前に手を入れ、お尻の肉を斜め後ろへ引っ張り上げます。すると、椅子にゴツゴツとした骨(座骨)がしっかり当たる感覚が得られます。
2. 骨盤の上に背骨を積み上げる 座骨に体重が直立で乗る位置(骨盤が立った状態)を作ったら、その上に頭をすっと乗せるイメージで体を起こします。腰を無理に反らす必要はありません。
3. タオルを使って座骨の立ちをキープ 丸めたフェイスタオルやお尻用のクッションをお尻の後ろ半分(骨盤の後ろ側)だけに挟むことで、自然と骨盤が前に倒れ、正しい座り姿勢を楽にキープできます。
骨盤のゆがみを整えて「座っても痛まない」身体へ
座り直し方のコツを掴むことで日中の腰の負担は大きく軽減できますが、「すぐ猫背に戻ってしまう」「すでに腰の骨や骨盤のゆがみが強く、正しく座ること自体がつらい」という場合は、セルフケアだけでは限界があるかもしれません。
当院では、長時間座っても腰に負担がかからない「骨盤・関節の土台づくり」を行う姿勢・骨盤矯正を提供しています。
座り仕事による頑固な腰痛にお悩みの方は、ぜひお気軽に当院までご相談ください。
