セルフケア
【首のつけ根・後頭部の重だるさ】頭の奥がズーンと重い時に、首の付け根の重だるさを改善するセルフケア

「仕事が終わる頃になると、首の付け根(後頭部との境目)がズーンと重だるくなる」「頭の後ろ側が締め付けられるように痛む」と感じることはありませんか?
この後頭部から首の境目にかけての重だるさは、長時間のデスクワークや下を向く姿勢によって「後頭下筋群(こうとうかきんぐん)」と呼ばれる小さな筋肉群が固まることで起こります。
首の付け根は、頭へつながる太い血管や神経が集まる非常にデリケートな場所です。
今回は、固まった首の付け根を和らげ、頭の奥の重だるさをスッキリさせるセルフケアをご紹介します。
なぜ「首のつけ根」が固まり、頭まで重くなるのか?
首と頭の境目には、頭の動きを細かくコントロールする「後頭下筋群」が存在します。
「うつむき姿勢」による持続的な引き伸ばし: スマホやパソコンの画面を少し下向きに注視し続けると、約5kgある頭の重みを支えるために、首の付け根の筋肉が引き伸ばされたまま固まります。
後頭神経・椎骨動脈の圧迫: 筋肉がカチコチになると、その間を通る「大後頭神経」や脳へ血液をのぼらせる血管が圧迫され、後頭部の重だるさやビリッとした違和感(後頭神経痛)を引き起こします。
目の動きとの連動疲労: 後頭下筋群は「目の動き」と連動して動く性質があります。 画面を凝視して目を酷使すると、首の付け根まで一緒に疲弊してしまいます。
首のつけ根をラクにする3つのセルフケア
1. 首の付け根のホットタオル温め
髪の生え際にある凹み(首の真ん中の骨の両脇、やや外側のへこみ)にホットタオルや温熱シートを当て、3分ほどじっくり温めましょう。血流が一気に再開し、頭の重さがスッと引いていきます。
2. 親指を使った後頭下筋群の指圧
両手の親指を首の付け根(後頭部の骨の下のへこみ)に当て、頭を少し後ろに倒しながら、上(天井方向)に向かって親指でじわーっと圧をかけます(5秒押し×3回)。 強く揉まず、気持ちいい強さで押すのがコツです。
3. 後頭下筋群のストレッチ
背筋を伸ばし、人差し指であごを真後ろに軽く押し込みます(二重あごを作るイメージ)。首の後ろ側が心地よく伸びるのを感じながら10秒キープしましょう。
首のカーブと背骨を整えて、重だるさの出ない頭へ
セルフケアで首の付け根をほぐすことで頭の重さは軽減できますが、「毎日夕方になると頭の後ろが痛む」「首を動かすとゴリゴリと音が鳴る」という場合、首の骨(頸椎)のカーブ(生理的湾曲)が失われ、ストレートネック化している可能性が高くなります。
当院では、首の骨だけでなく、土台となる背骨や骨盤の角度を整え、首の付け根に負担がかからない姿勢づくりをサポートしています。 首の付け根の重だるさや、後頭部の不快感でお困りの方は、ぜひお気軽に当院までご相談ください。
